04:15→はじめまして、レイラと申します。サイトを初めて拝見させて頂きました。
ドラクエVの小説の内容が、プレイ中あまり意識していなかった奴隷時代に生じた主人公の闇や重圧、重荷などを認識させてもらえるものばかりで一つ一つの作品を読むごとに感動に震えてしまいました。本作では顕著に振る舞っていた主人公の弱さがとても素敵でした。
小説を読まさせて頂いている時は、本作では描かれていない主人公の途方もない「闇」に本文の綺麗な言葉選びや表現力も加わり、激しく感情移入してしまって途中からボロ泣きで…。大袈裟ですが、ドラクエに限らず数々の二次創作の小説を読んできましたが、主人公の不安定さや闇など陰の部分や、人の負の感情をこれ程まで惹き込まれてしまいそうに美しく儚く文字で魅せる作者を見たのは瀬奈さんが初めてです。
特に、幼少期のヴィスのもとへ行きオーブをすり替えるイベントの内容が書かれた作品で、ヴィスが過去の自分を殺そうとする場面は涙が止まりませんでした。自分を殺すことさえいとわないことが、過去の悲劇がどれほど彼に重圧としてのしかかっているのか物語っていて本当に切なくて切なくて…。そして幼少期の自分を殺すことを「自分勝手」と表現されているところがまた切なくて仕方ありませんでした。
ドラクエはIVからXIまでプレイしてきましたが、瀬奈さんの手掛ける作品と主人公像が素晴らしくて歴代の中でもVが一番好きになってしまいました。
個人的にドラクエの主人公はプレイヤーによって様々な色になると思っていますが、瀬奈さんのドラクエVの主人公はとても儚く繊細で、強さの中に不安定さを滲ませる酷く美しい主人公なんでしょうね。ドラクエ主人公は一般的に「生」の定義だと思っているのですが、〝ヴィス〟は静謐な「死」をまとっている人だと思いました。長々と語ってしまいすみません。本当に言葉にできないくらい感動させて頂き、ありがとうございました。
最後に、リクエストなのですが都合が良ければで構わないのでドラクエVの主人公の不安定な部分が顕著に現れている作品をお願い致します!
レイラさん、まずは当サイトへようこそいらしてくださいました。
しかも読み込んでいただきまして、とてもうれしいです!
Ⅴ主については我ながらぶっ飛んでいると自覚しているので、賛同してくださったことに感謝でしかないです。
一生懸命考えて、伝わるようにと選んだ言葉たちがレイラさんの心に残った事、Ⅴ主を描いて、発表してよかったなあと書いた甲斐があったと心底思っています。
幼少期の邂逅の所はビアンカちゃんに激怒されると思いますが、自分の命を軽んじているので、あえて簡単に投げやりに描いています。命の対価が乾いているというか。Ⅴ主はドラクエの中で初めて、主人公なのに勇者じゃないところが魅力だなあと思っています。
私もドラクエはプレイしたナンバリングは全部好きですが、Ⅴが一番好きです~!私がきっかけだなんて恐れ多いですが、嬉しい!
次の話が、たぶん、レイラさんのおっしゃられているようなだいぶローに入っている作品の予定です。引かれる可能性も大きいレベルで暗いです。
早くあげられたらいいなあ。
このたびは拍手にコメント、ありがとうございました!
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